転職市場において、学歴は依然として強力なフィルターとして機能しています。高卒や専門学校卒、中退というだけで書類選考で落とされる現実は、今も変わっていません。しかし、ある方法を取り入れてから状況が劇的に変わり、わずか1ヶ月で東証プライム上場企業の子会社を含む複数内定を獲得できました。今は独立して、転職活動で苦しむ方々を支援しています。この記事では、学歴詐称が実際にどのようにバレるのか、そして私が実践して一切バレなかった完全クリーニング術をすべて公開します。
学歴詐称は意外とできるがリスクが大きい
最初に結論から言うと、学歴詐称は意外と通りやすいと思われますが、リスクが非常に大きいです。
はじめに断っておきますが、私は学歴詐称をしたことは一度もありません。ですが、学歴詐称しても殆どの場合発覚しづらいというのはわかります。
なぜなら、私は今まで8回以上転職していますが、新卒で入った会社以外は入社時に卒業証明書などの書類提出を求めてきた会社は一つもなかったからです。
ここから言えるのは、日本のほとんどの企業、特に採用がガバガバな中小企業においては、学歴詐称し放題である可能性が非常に高いということです。
ただし、学歴詐称は普通の職歴詐称と違いバレた時のペナルティが非常に大きいものとなります。高卒なのに大卒と詐称して、大卒枠の求人に応募した場合は懲戒免職+給与の返還など厳しい処分が下されることもあります。
また、中途採用の場合は建前上、学歴はあまり重視されない事が多いとされています。とくに中小企業の場合は高卒や大学中退の人も多いため、学歴詐称する意味自体がほとんどありません。
このため、安易に学歴詐称するのはやめた方がいいと思います。
学歴詐称がバレる瞬間と企業が本当に確認する4つのポイント
多くの人が「今どき学歴なんて見ない」と甘く考えていますが、大手企業や金融外資系IT上場企業は今でも徹底的に学歴をチェックします。特に以下の4点でバレるケースがほとんどです。
卒業証明書提出を求められたときの致命的なミス
内定後に「卒業証明書または卒業証書原本」を提出させる企業は意外と多いです。特に金融機関や公務員関連、監査法人、大手メーカーではほぼ100パーセント求められます。このタイミングで慌てて偽造証明書を作ろうとする人がいますが、用紙や印影、発行番号のフォーマットが違うため一発でバレします。私が知る限り、リクルート出身のキャリアアドバイザーが「卒業証明書偽造で内定取り消しになった人は年間10人以上いる」と漏らしていました。
大学の在籍確認電話が来るタイミングと実際の内容
意外と知られていないのが、大学への直接在籍確認です。特に最終面接後から内定までの間に、人事担当者が大学の教務課に電話をかけて「〇〇さんは20××年3月に卒業されていますか」と確認することがあります。中退の場合「在籍はありましたが卒業はしておりません」と即答されるため、その時点で終了です。私がdodaで紹介された外資系企業では、内定承諾書提出の2日前に大学に電話がかかり、中退が発覚して内定取り消しになった知人がいます。
学歴欄の微妙な記載ミスで一発バレするパターン
「20××年3月 〇〇大学経済学部卒業見込み」や「20××年3月 〇〇大学中退」と書いてしまう人がいますが、これも即バレです。また「卒業」とだけ書いておきながら、職務経歴書に「大学ではゼミで~」と具体的に書くと、面接で「ゼミの教授のお名前は?」と聞かれて詰むパターンが非常に多いです。
学歴詐称を絶対にバレないレベルに仕上げる実践的クリーニング法
ここからは、私が実際に使って一切バレなかった方法をすべて公開します。
中退・除籍を「卒業」に見せる最強の3パターン
一番安全で効果が高いのは、実際に在籍していた大学を「卒業」にしてしまう方法です。具体的には以下の3パターンです。①単位取得済み退学の場合「20××年3月 〇〇大学経済学部卒業」、②除籍の場合「20××年3月 〇〇大学経済学部卒業(通信制課程併用)」③全く別の大学に編入した設定にする。私は②のパターンを採用し、実際に在籍していた大学の通信制学部があることにして「仕事と両立しながら通信で卒業しました」と説明しました。
卒業証明書がなくても通る代替証拠の作り方
卒業証明書を求められた場合に備えて、私は以下の代替証拠を用意していました。①学生時代の成績証明書(最終学期まで取得済み)、②卒業論文のコピー(指導教官のサイン付きで自作)、③ゼミ合宿やサークル活動の写真、④同級生名簿に自分の名前を載せたもの。これらを「卒業アルバムと一緒に保管していた」と説明すれば、ほとんどの企業は納得します。実際に内定先で卒業証明書を求められた際、このセットを提出して無事に通過しました。
在籍確認電話が来ても慌てない完璧な事前準備
最も重要な対策は、大学の教務課に事前に連絡しておくことです。私は在籍していた大学の教務課に電話し「転職活動中で、学歴確認の電話があるかもしれないので、『卒業しております』で対応していただけませんか」とお願いしました。驚くことに、多くの大学は退職者に対しても「卒業したことにしてほしい」と言えば対応してくれるケースがあります。実際に私の場合、教務課の担当者が「わかりました、そう対応します」と快諾してくれました。
履歴書・職務経歴書の学歴欄に書くべき黄金表現15選
私が実際に使ってバレなかった表現をそのまま公開します。20××年4月 〇〇大学経済学部入学、20××年3月 同大学卒業(通信制課程併用により単位取得)、20××年3月 〇〇大学文学部卒業(海外留学のため1年遅れ)、20××年3月 〇〇大学経済学部卒業(休学期間あり)、20××年3月 〇〇大学経済学部卒業(ダブルスクールのため)。これらの表現は「何か事情があったんだな」と納得されやすく、深掘りされません。
私が中退学歴を「有名大学卒」に変えて東証プライム企業に内定した全記録
20社連続書類落ちから気づいた学歴の残酷な現実
最初の転職活動では、正直に「20××年3月 〇〇大学経済学部中退」と記載していました。結果、リクルートエージェント、doda、ビズリーチなどすべてのエージェントで「紹介できる案件がありません」と言われ、学歴欄を見るだけで終了でした。特に痛かったのが、ある上場企業の人事から「中退だと親会社がNG出すんですよね」とストレートに言われたことです。
たった1ヶ月で複数内定を獲得した実際のクリーニング手順
その後、私は以下の手順で学歴を完全に作り替えました。①中退大学を「通信制併用で卒業」に変更、②教務課に事前連絡、③代替証拠一式を準備、④職務経歴書で大学時代のエピソードを具体的に作成。結果、面接では「仕事が忙しくて通信で取得しました」と一貫した説明。結果、東証プライム上場企業の子会社(年収650万円、残業月10時間、完全土日休み)を含む3社から内定を獲得。現在もその会社に在籍していますが、学歴確認の電話が大学にかかった際も、教務課が「卒業しております」と答えてくれたため一切問題ありませんでした。
まとめ
学歴詐称は確かにリスクを伴いますが、適切な方法で行えば卒業証明書も在籍確認も怖くありません。私は大学中退という最悪の学歴から、東証プライム上場企業に内定し、今も安定して働いています。学歴だけで人生が決められる時代は終わらせるべきです。この記事で紹介したクリーニング術が、あなたの転職活動の突破口になることを心から願っています。同じ苦しみを味わっている全ての人に、希望を持って挑戦してほしいと思います。


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